AGNES

汗管腫|アグネス

札幌中央クリニック
監修医師
札幌中央クリニック 院長吉村 長嗣

汗管腫は、稗粒腫やいぼと似て見えることがあります。まずは汗管腫か確認することが大切です。 当院では、汗管腫に対して主にアグネス高周波治療を行っています。複数回に分けて目立ちにくくする治療をご提案しています。

目元の小さなぶつぶつ・汗管腫に

目の下やまぶた周囲に、小さな肌色のぶつぶつが増えてきた方へ。 汗管腫は、汗を出す管であるエクリン汗管に由来する良性の皮膚腫瘍です。 目の下、下まぶた、頬、額などにできやすく、1〜3mm程度の小さな盛り上がりとして見えることが多い症状です。 痛みやかゆみはほとんどありませんが、数が増えると凹凸が目立ち、メイクで隠しにくいことがあります。 汗管腫に対しては、アグネスによる高周波治療を行っています。 アグネスは、極細の針を汗管腫に挿入し、内部へ高周波を照射することで、削らずに小さくしていく治療です。

このようなお悩みに

  • 目の下のぶつぶつが気になる
  • まぶた周囲に小さな盛り上がりがある
  • 汗管腫と診断された
  • メイクをしても凹凸が目立つ
  • 目元の肌がざらついて見える
  • 稗粒腫との違いが分からない
  • レーザーで削る治療には抵抗がある
  • 傷跡や色素沈着が心配
  • 目元の汗管腫を医師に相談したい

汗管腫

汗管腫について

汗管腫は、汗を分泌するエクリン汗腺の導管部から発生する良性腫瘍です。 皮膚色から淡黄色の小さな丘疹として現れ、特に目の下やまぶた周囲に多く見られます。 女性に多く、思春期以降から目立ち始めることがあります。自然に消えることは少なく、少しずつ数が増えたり、範囲が広がったりすることがあります。 汗管腫は皮膚のやや深い部分に病変があるため、表面だけを削っても十分に改善しにくいことがあります。 そのため、皮膚の内部にある汗管腫の組織へピンポイントに熱を加える治療が選択肢になります。

稗粒腫との違い

汗管腫と似て見えるものに、稗粒腫があります。 どちらも目元にできやすい小さなぶつぶつですが、原因と治療方法が異なります。 稗粒腫は、皮膚の中に角質がたまってできる小さな白色から黄白色の嚢胞です。 表面近くにあることが多く、内容物を取り出す処置で改善することがあります。 一方、汗管腫は汗管由来の良性腫瘍で、皮膚の内部に病変があります。単に中身を出す治療では改善しないため、高周波やレーザーなどで直接アプローチする必要があります。

アグネスによる汗管腫・稗隆腫治療

アグネスについて

アグネスは、極細の絶縁針を皮膚に挿入し、針先から高周波を照射する治療機器です。 汗管腫の病変部に高周波の熱を加えることで、病変を少しずつ縮小させ、目立ちにくくすることを目指します。 皮膚表面を広く削る治療ではなく、狙った病変に針を挿入して高周波を流すため、周囲の皮膚への負担に配慮しながら治療できます。 汗管腫は一度の治療ですべてをなくす治療ではなく、状態や数、深さによって、3か月前後の間隔をあけて複数回治療を行うことで小さく・目立たなくしていきます。

アグネスの高周波治療
アグネスが汗管腫に向いている理由

汗管腫は、皮膚の表面だけでなく、内部に病変が存在します。 炭酸ガスレーザーなどで表面から削る方法では、深く処置しようとすると赤み、色素沈着、へこみ、傷跡のリスクが高くなることがあります。 アグネスは、極細の針を病変部へ挿入し、内部から高周波を照射します。 そのため、皮膚表面へのダメージを抑えながら、汗管腫の組織にアプローチしやすいことが特徴です。 ただし、アグネスでも赤み、腫れ、色素沈着、かさぶたなどが起こる可能性があります。治療効果やダウンタイムには個人差があります。

炭酸ガスレーザーとの違い

汗管腫の治療には、炭酸ガスレーザーなどで表面から削る方法もあります。 炭酸ガスレーザーは、盛り上がった病変を削る治療ですが、汗管腫はある程度深い部分まで病変があるため、十分に処理しようとすると傷跡や色素沈着のリスクが高くなることがあります。 アグネスは、針先から高周波を照射して、皮膚内部の病変に熱を加える治療です。表面を大きく削らずに治療できるため、目元のように皮膚が薄く、傷跡が気になりやすい部位にも検討しやすい方法です。 当院では、汗管腫には主にアグネスによる治療をご提案しています。

治療回数・間隔

汗管腫は、1回の治療で大きく改善する場合もありますが、通常は複数回の治療が必要になることがあります。 数が多い場合、範囲が広い場合、深い病変がある場合は、3〜5回程度を目安に治療を行います。 治療間隔は、赤みや腫れ、皮膚の状態が落ち着いてから行うため、通常3か月以上あけます。 無理に短い間隔で繰り返すと、赤みや色素沈着、傷跡のリスクが高くなるため、肌の回復を確認しながら治療します。

治療の流れ

  • カウンセリング・診察
    目元のぶつぶつの状態を確認し、汗管腫、稗粒腫、いぼ、ほくろなどの可能性を診察します。汗管腫の数、範囲、盛り上がり、皮膚の厚みを確認し、アグネスが適しているかを判断します。
  • メイクオフ・消毒
    目元の治療を行うため、治療部位のメイクを落としていただきます。その後、治療部位を消毒します。
  • 麻酔
    痛みを抑えるため、局所麻酔を行います。治療範囲や状態に応じて、麻酔方法を調整します。
  • アグネス照射
    極細の針を汗管腫に挿入し、高周波を照射します。病変を一つずつ確認しながら、丁寧に治療を行います。
  • 冷却・アフターケア
    治療後は冷却を行い、赤みや腫れを落ち着かせます。治療後の洗顔、メイク、保湿、紫外線対策についてご説明します。
  • 治療間隔:3ヶ月~
  • 治療回数:平均3~5回
  • 副作用等の注意事項
    副作用:赤み・色素沈着・火傷・感染・毛嚢炎などの可能性があります。

アグネスの料金

汗管腫 目元周囲 1回 55,000円
目元周囲 3回 132,000円
額 1回 55,000円
額 3回 132,000円
  • ※片側のみの場合は、上記料金の60%になります。
  • ※税込価格

よくある質問

アグネスによる汗管腫治療はどのような治療ですか?
極細の針を汗管腫に挿入し、針先から高周波を照射する治療です。
皮膚内部の病変に熱を加え、汗管腫を少しずつ目立ちにくくしていきます。
汗管腫は1回でなくなりますか?
1回で変化を感じる方もいますが、汗管腫の数や深さによっては複数回の治療が必要です。
通常は3か月以上の間隔をあけて、3〜5回程度を目安に治療を行うことがあります。
稗粒腫にもアグネスが必要ですか?
稗粒腫は、皮膚の中に角質がたまった小さな嚢胞で、汗管腫とは原因が異なります。
状態によっては、アグネスではなく内容物を取り出す処置やレーザー治療が適している場合があります。
治療中の痛みはありますか?
針を使用するため痛みがあります。
通常は局所麻酔を行い、痛みに配慮して治療します。
ダウンタイムはありますか?
治療後は赤み、腫れ、ヒリつき、細かいかさぶたが出ることがあります。
多くは数日から1週間程度で落ち着きますが、赤みや色素沈着が長引くことがあります。
汗管腫は再発しますか?
治療した部位が再び目立つ場合もありますが、別の場所に新しく汗管腫ができることもあります。
汗管腫は体質的な要素もあるため、必要に応じて追加治療を検討します。
目元でも治療できますか?
目元は汗管腫ができやすい部位であり、アグネス治療の対象になります。
ただし、皮膚が薄くデリケートな部位のため、赤みや色素沈着、腫れなどに注意しながら治療します。

未承認医療機器について

アグネスは、医師が個人で正規輸入した医療機器です。 日本国内において、RF高周波を機序とする汗管腫・稗粒腫の治療目的で承認された医療機器はありません。 アグネスは、アメリカFDA、ヨーロッパCEマーク、韓国MFDSを取得しています。

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