エルビウムヤグレーザーによるほくろ・いぼ治療
顔や体のほくろ、いぼ、盛り上がりは、主にエルビウムヤグレーザーを使用して、除去治療を行っています。
エルビウムヤグレーザーは、皮膚の水分に反応して組織を細かく蒸散するレーザーです。
周囲の皮膚への熱ダメージを抑えながら、ほくろやいぼを少しずつ削るように除去できるため、顔など目立つ部位の治療にも適しています。
小さなほくろや盛り上がりの少ないいぼは、レーザー治療で対応できることが多いです。
一方で、大きいほくろ、深いほくろは、切除法をおすすめする場合があります。まずは診察により、レーザーで取れるものか、切除が適しているものかを判断します。

治療の方法
ほくろ・いぼ除去はレーザー治療が中心
ほくろ・いぼの状態に応じて、エルビウムヤグレーザー・CO2レーザー・切除法を使い分けて行います。 小さなほくろやいぼでは、主にエルビウムヤグレーザーを使用します。エルビウムヤグレーザーは、皮膚の水分に反応するレーザーで、ほくろやいぼを蒸散して除去します。 CO2レーザーと比べて熱の広がりが少ないため、周囲の皮膚への負担を抑えやすいことが特徴です。ただし、ほくろの深さや大きさによっては、レーザー治療後に再発する可能性があります。
エルビウムヤグレーザー
エルビウムヤグレーザーは、2,940nmの波長を持つレーザーです。 水分への吸収が高く、皮膚表面の組織を細かく蒸散することができます。 ほくろやいぼの組織を少しずつ削るように除去するため、治療範囲を細かく調整しやすいレーザーです。肌への負担が少ないことが、傷の回復を早め、傷跡を最小限に抑えます。

エルビウムとCO₂レーザーの違い
ほくろ・いぼ除去では、CO2レーザーを使用することもあります。 CO2レーザーは、皮膚を蒸散する力が強く、止血効果にも優れています。 一方で、熱の影響が周囲に広がりやすいため、赤みや色素沈着が残りやすい場合があります。 エルビウムヤグレーザーは、CO2レーザーに比べて熱ダメージを抑えやすく、より繊細に削ることができるため、当院では小さなほくろや顔のほくろに主に使用しています。 ただし、ほくろの大きさや深さ、出血しやすさによっては、CO2レーザーを併用することがあります。

切除法
すべてのほくろがレーザー治療に向いているわけではありません。
次のような場合は、レーザーではなく切除法をおすすめすることがあります。
大きいほくろ・深いほくろ・強く盛り上がっているほくろ・再発をできるだけ避けたい場合・体や手足など、部位によって切除の方が適している場合
切除法では、ほくろをメスで取り除き、傷を縫い合わせます。抜糸は通常7〜10日後に行います。
傷跡は線状になりますが、ほくろを組織としてしっかり除去できることが特徴です。
対応できる症状
ほくろ・色素性母斑
黒色や茶色のほくろです。 平らなもの、少し盛り上がったもの、毛が生えているものなど、状態はさまざまです。 小さなほくろではレーザー治療を行うことが多いですが、大きさや深さによっては切除法を検討します。
いぼ・脂漏性角化症
加齢や紫外線などの影響で生じる、茶色から黒色の盛り上がりです。 顔、首、体にできることがあり、ほくろと見分けがつきにくい場合もあります。レーザーで表面を蒸散して除去します。
スキンタグ・アクロコルドン
首やわきなどにできやすい、小さな皮膚の突起です。衣類やアクセサリーに引っかかる、見た目が気になるなどの理由で治療を希望される方が多い症状です。
稗粒腫
目のまわりや頬にできる、白色から黄白色の小さなぶつぶつです。角質が皮膚の中にたまって生じます。状態に応じて、レーザーや処置で除去します。
汗管腫
目の下やまぶたにできやすい、小さな肌色のぶつぶつです。稗粒腫やいぼと似て見えることがあります。 汗管腫は、高周波治療のアグネスにて治療を行います。
レーザー治療が向いているほくろ
小さいほくろ・顔のほくろ・平ら、または軽く盛り上がっているほくろ・複数の小さなほくろ
レーザー治療が向かないことがあるほくろ
直径が大きいほくろ・深いほくろ・急に大きくなったほくろ・悪性が疑われるほくろ・病理検査が必要なほくろ
治療の流れ
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- カウンセリング・診察
- ほくろやいぼの大きさ、色、形、盛り上がり、部位を確認します。 レーザー治療が適しているか、切除法がよいかを医師が判断します。
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- 準備
- 洗顔やメイクを落とします。
治療範囲が狭い場合は、その部分だけメイクを拭き取ります。
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- 麻酔
- 痛みを抑えるため、必要に応じて局所麻酔を行います。小さなほくろの場合でも、痛みが心配な方はご相談ください。
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- 治療
- レーザー照射または切除によりほくろ・いぼの除去を行います。
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- 治療後の保護
- 治療後は軟膏を塗布し、テープで保護します。治療部位以外はメイクが可能です。
レーザー治療後の経過
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- 治療直後(当日~1日目)
- 治療直後は、少しへこんだ状態になり、赤みや浸出液が出ることがあります。軟膏とテープで保護し、清潔に保ちます。
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- 1週間前後
- 照射部位にかさぶたができ、自然にはがれていきます。無理にはがすと、赤みや色素沈着、傷跡の原因になるため注意してください。
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- 2〜3週間
- 新しい皮膚ができ、赤みのある状態になります。この時期は紫外線や摩擦の影響を受けやすいため、日焼け止めや保護を継続します。
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- 1〜3か月
- 赤みや色素沈着が少しずつ落ち着き、周囲の皮膚になじんでいきます。大きさや深さ、肌質によっては、さらに時間がかかることがあります。
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- 治療後の注意点
- テープ保護を指示された期間は継続してください
かさぶたを無理にはがさないでください
治療部位をこすらないでください
紫外線対策を行ってください
再発について
レーザー治療では、ほくろの細胞を蒸散して除去しますが、深い部分にほくろの細胞が残ると再発することがあります。 特に、深いほくろや盛り上がったほくろでは、再発の可能性があります。 再発を避けるために深く削りすぎると、へこみや傷跡が残りやすくなるため、仕上がりとのバランスを考えて治療します。 当院では、レーザー治療後3か月間の再発保証を設けています。 再発が気になる場合は、保証期間内にご相談ください。
リスク・副作用
赤み・腫れ・痛み・ヒリヒリ感・出血・浸出液・かさぶた・内出血・感染・色素沈着・へこみ・傷跡・肥厚性瘢痕・ケロイド・ほくろ・いぼの残存・ 再発・治療効果の個人差・1回で完全に取れない場合や、再度治療が必要になる場合があります。
ほくろ・いぼの除去の料金
| エルビウムヤグレーザー | 1mm | 8,800円 |
|---|---|---|
| 炭酸ガスレーザー | 1mm | 6,600円 |
| 切除 | 1mm | 13,200円 |
| 局所麻酔 | 1,100円 |
- ※税込価格
- ※レーザー治療:3ヵ月間の再発保証
- エルビウムヤグレーザーにおける副作用等の注意事項
ACTION Ⅱはルートロニックジャパン株式会社より輸入した医療機器です。
日本国内にエルビウムヤグレーザーを機序とするほくろ・いぼ治療目的の承認機器はありません。アメリカFDA・ヨーロッパCEマーク・韓国MFDSを取得しています。
よくある質問
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- ほくろはレーザーで取れますか?
- 小さなほくろや浅いほくろは、レーザーで除去できることが多いです。 当院では主にエルビウムヤグレーザーを使用し、ほくろやいぼを少しずつ蒸散して除去します。 ただし、大きいほくろ、深いほくろ、悪性が疑われるほくろは、切除法や皮膚科での検査が必要になる場合があります。
- エルビウムヤグレーザーとは何ですか?
- エルビウムヤグレーザーは、皮膚の水分に反応して組織を細かく蒸散するレーザーです。 周囲の皮膚への熱ダメージを抑えやすく、小さなほくろやいぼの除去に適しています。 顔など目立つ部位のほくろ治療にも使用しやすいレーザーです。
- CO2レーザーとの違いは何ですか?
- CO2レーザーは止血効果に優れていますが、熱の影響が周囲に広がりやすい特徴があります。 エルビウムヤグレーザーは、より繊細に蒸散しやすく、周囲の皮膚への負担を抑えやすいことが特徴です。 ほくろの状態によっては、CO2レーザーを併用することがあります。
- 治療後はテープが必要ですか?
- レーザー治療後は、軟膏を塗り、テープで保護していただきます。 治療部位が落ち着くまで、通常2〜3週間程度は保護を継続します。 かさぶたを無理にはがしたり、こすったりすると、赤みや色素沈着、傷跡の原因になるため注意が必要です。
- ほくろは再発しますか?
- レーザー治療では、深い部分にほくろの細胞が残ると再発することがあります。 再発を避けるために深く削りすぎると、へこみや傷跡が残りやすくなるため、仕上がりとのバランスを考えて治療します。 当院では、レーザー治療後3か月間の再発保証を設けています。
症例写真



【施術】
ほくろ(上の2症例)、脂漏性角化症(下の症例)
【施術概要】
ほくろやいぼなどをレーザーや手術により取り除く治療です。部位や大きさにより治療方法が異なります。
【副作用・リスク】
内出血・赤み・腫れ・色素沈着・傷跡・再発・感染・アレルギー等の可能性があります。
【施術費用】
ほくろ・いぼの除去 1mm 8,800~13,200円(税込)




