食欲を抑え、食事量の調整をサポート
サノレックスは、マジンドールを有効成分とする食欲抑制薬です。 食欲中枢などに作用して食欲を抑えることで、食事量や摂取カロリーの調整をサポートします。食事量を減らしたいものの、空腹感が強く継続できない方に検討することがあります。 ただし、サノレックスを服用するだけで体重が減るわけではありません。食事内容や生活習慣を見直しながら、短期間の補助として使用する薬です。 また依存性や耐性、不眠、動悸、口の渇きなどの副作用があるため、長期間継続する薬ではありません。

- 監修医師
- 札幌中央クリニック 院長吉村 長嗣
サノレックスは、空腹感が強く食事量を減らしにくい方に対し、短期間使用する食欲抑制薬です。 一方で、依存性や耐性があり、不眠、動悸、血圧上昇などが起こることもあります。長期間漫然と服用する薬ではないため、安全に服用することが大切です。
このような方におすすめ
- 空腹感が強く、食事量を減らしにくい
- 間食や食べ過ぎを抑えたい
- 食事制限を始めても長く続かない
- 食生活を見直すきっかけがほしい
- 運動や食事管理だけでは体重が減りにくい
- 短期間の内服治療を希望している
- 医師の管理のもとでダイエット薬を使用したい
サノレックスとは

サノレックスは、マジンドール0.5mgを有効成分とする食欲抑制薬です。 主に脳の食欲中枢などへ作用し、食欲を抑えることで食事量の減少をサポートします。 サノレックスは、日本国内で高度肥満症に対する食事療法・運動療法の補助薬として承認されています。 承認上は、食事療法や運動療法を行っても十分な効果が得られない、肥満度+70%以上またはBMI35以上の高度肥満症が対象です。 当院で承認された範囲を超えて処方する場合は、適応外使用となります。診察時に効果、リスク、承認上の適応について説明したうえで、処方の可否を判断します。
サノレックスの作用
サノレックスは、食欲中枢への作用などによって摂食行動を抑えます。 服用により空腹感が軽減し、食事量や間食を減らしやすくなることがあります。 ただし、食欲の感じ方や体重変化には個人差があります。服用しても食生活が変わらなければ、十分な体重減少につながらないことがあります。 サノレックスは脂肪を直接溶かす薬ではなく、食事量の調整を補助する薬です。
サノレックスの服用方法
通常は、サノレックス0.5mgを1日1回、昼食前に服用します。 睡眠障害を引き起こすことがあるため、夕方以降の服用は避けます。
服用期間
サノレックスは、できるだけ短期間で使用する薬です。 依存性や耐性、肺高血圧症などのリスクがあるため、服用期間は最長でも3か月までとされています。 また、1か月以内に食欲や体重の変化がみられない場合は、服用を中止します。 効果がある場合でも、3か月を超えて継続することはできません。
サノレックスで大切なこと
食事療法と組み合わせる
サノレックスは、食事量を減らすための補助薬です。
服用中に食事内容や間食の習慣を見直し、服用終了後も維持できる食生活を作ることが大切です。
急激に体重を落とさない
短期間で急激に体重を減らすと、体調不良や筋肉量の低下、リバウンドにつながることがあります。
体重の変化を確認しながら、無理のない範囲で減量を進めます。
自己判断で増量しない
服用を続けると、食欲抑制作用を感じにくくなる耐性が生じることがあります。
効果が弱くなったと感じても、自己判断で服用量を増やさないでください。
サノレックスが向いている方
サノレックスは、空腹感や食欲が強く、食事量を減らしにくい方に検討する薬です。 食事や運動を見直しても体重管理が難しく、短期間の補助が必要な場合に使用します。 一方で、食欲が強くない方、ストレスや感情によって食べることが多い方、皮下脂肪だけを部分的に減らしたい方には、十分な効果が得られないことがあります。
サノレックスを処方できない方
- サノレックスの成分でアレルギーを起こしたことがある方
- 閉塞隅角緑内障の方
- 重い心臓病がある方
- 重い膵臓、腎臓、肝臓の病気がある方
- 重度の高血圧がある方
- 脳血管障害がある方
- 不安、抑うつ、異常興奮状態、統合失調症などの精神障害がある方
- 薬物やアルコールの乱用歴がある方
- MAO阻害薬を服用中、または中止後2週間以内の方
- 妊娠中または妊娠している可能性がある方
処方を慎重に判断する方
次の方は、診察で慎重に判断します。
- 糖尿病がある方
- 精神疾患の既往がある方
- てんかん、けいれんの既往がある方
- 開放隅角緑内障がある方
- 高血圧や心臓病がある方
- 甲状腺ホルモン薬を服用している方
- 血圧を下げる薬を服用している方
- 糖尿病治療薬を使用している方
- ほかの中枢神経刺激薬を服用している方
- 高齢の方
副作用・注意点
サノレックスの服用により、口の渇き、便秘、吐き気、頭痛、めまい、不眠、いらいら感、動悸、血圧上昇などが起こることがあります。 また、耐性や依存性が生じる可能性があるため、自己判断で服用量を増やしたり、長期間続けたりすることはできません。
治療の流れ
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- カウンセリング・診察
- 現在の体重、身長、BMI、体重の変化、食生活、運動習慣を確認します。高血圧、心臓病、精神疾患、緑内障などの持病や、現在服用している薬についても伺います。
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- 処方の可否を判断
- サノレックスの適応、禁忌、副作用、依存性、服用期間について説明します。安全に服用できないと判断した場合は、処方できません。
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- 服用開始
- 通常は1日1回昼食前に服用します。
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- 経過確認
- 体重、食事量、血圧、副作用を確認し、継続の可否を判断します。1か月以内に効果がみられない場合や、副作用が強い場合は服用を中止します。
サノレックスの料金
| サノレックス | 10錠 | 8,800円 |
|---|---|---|
| 28錠 | 24,200円 |
- ※税込価格
よくある質問
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- サノレックスはどのような薬ですか?
- マジンドールを有効成分とする食欲抑制薬です。
食欲中枢などへ作用し、空腹感や食欲を抑えることで、食事量の調整をサポートします。
- 飲むだけで痩せますか?
- 服用するだけで体重が減る薬ではありません。
サノレックスで食欲を抑えながら、食事内容や生活習慣を見直すことが大切です。
- いつ服用しますか?
- 通常は1日1回、昼食前に服用します。
不眠の原因になることがあるため、夕方や夜の服用は避けてください。
- どのくらい服用できますか?
- 最長でも3か月までです。
依存性や耐性、肺高血圧症などのリスクがあるため、3か月を超えて服用することはできません。
- 効果がなければどうしますか?
- 1か月以内に食欲や体重の変化がみられない場合は、服用を中止します。
自己判断で服用量を増やすことはできません。
- 依存性はありますか?
- 依存性や耐性に注意が必要な薬です。
服用量と期間を守り、医師の管理のもとで短期間使用します。
- 不眠になることはありますか?
- 睡眠障害が起こることがあります。
夕方以降の服用は避け、不眠が続く場合は服用を中止してご相談ください。
- 口が渇くのは副作用ですか?
- 口の渇きは比較的みられやすい副作用です。
水分を適度に取り、症状が強い場合はご相談ください。
- 便秘になることはありますか?
- 便秘が起こることがあります。
水分や食物繊維を取り、それでも改善しない場合はご相談ください。
- 血圧が高くても服用できますか?
- 重度の高血圧がある方には処方できません。
軽度の高血圧でも、状態や治療内容によっては処方できない場合があります。
- 精神科の薬を服用していますが使えますか?
- 精神疾患の種類や服用薬によっては処方できません。
不安、抑うつ、異常興奮状態、統合失調症などがある方には使用できないため、診察時に必ずお伝えください。
- 妊娠中や授乳中でも服用できますか?
- 妊娠中または妊娠している可能性がある方には処方できません。
授乳中の方も、原則として服用を避けます。
- 服用をやめるとリバウンドしますか?
- 服用終了後に以前の食生活へ戻ると、体重が増える可能性があります。
服用中に食事量や間食の習慣を見直し、終了後も継続できる生活習慣を作ることが大切です。
承認医薬品の適応外使用について
サノレックスは、日本国内で高度肥満症に対する食事療法・運動療法の補助薬として承認されています。 承認上の対象は、食事療法および運動療法で十分な効果が得られない、肥満度+70%以上またはBMI35以上の高度肥満症です。 承認された対象以外の方へ処方する場合は、国内承認医薬品の適応外使用となります。
帯広でサノレックス処方をご検討の方へ
帯広でサノレックス処方をご検討の方へ 帯広中央クリニックでは、食欲の強さによって食事量を減らしにくい方に、サノレックスによるメディカルダイエットを行っています。 サノレックスは、長期間使用する薬ではありません。 体重、BMI、血圧、持病、内服薬などを確認し、安全に服用できると判断した場合に処方します。 食欲を抑える治療が適しているか分からない方も、まずはご相談ください。




